「MakKi's SoftWare」の「フィールド分離・結合フィルタ」をVisual Studio community 2015でビルドしてみる
現在では公式サイトが閉鎖してしまった「MakKi's SoftWare」の「フィールド分離・結合フィルタ」をVisual Studio Community 2015でビルドしたときのメモ書き。
ソースコードは「MakKi's SoftWare|AviUtlプラグインの後を追う」から0.02をダウンロードしました。
ビルドに関しては「Visual Studio 2015 Community でaviutlのプラグインをビルドする方法」を参考に、さらに以下の変更を加えたところ実際にAviUtilのプラグインとして動作しました。
- 結合フィルタと分離フィルタは別々プロジェクトでビルドする。
- リソースファイルの「#include <winres.h>」のコメントアウトを外す。
- モジュール定義ファイルはaviutl PluginSDK内の「video_filter.def」を利用する。
また初期のビルド設定だと再配布ライブラリが必要となり、それが入っていないPCだと特にエラー表示もなくプラグインが認識しません。
その際は「Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」を導入するか、プロジェクトのプロパティから「構成プロパティ」→「C/C++」→「コード生成」から「ランタイムライブラリ」を「マルチスレッド DLL(/MD)」から「マルチスレッド(/MT)」にしてビルドすれば良いです。