同一SSIDの無線LANアクセスポイントを複数設置したときのクライアントの動作
同一SSIDの無線LANアクセスポイントを複数設置してみたところ、機器によって動作が異なっていたのでメモ。
大きく分けて三つの種類に分けられた。
家庭向けのアクセスポイントで実験しているのでエンタープライズ向けのローミング処理がしっかりできる奴だとどうなるかが気になるところ。
基本的な実験環境
ルーター
Aterm WR8700N | Aterm WR8370N |
設定
WPA-PSK(AES)
WPS-PSK2ではないのはPSPを繋ぐため(PSP goがマルチプレイヤー兼ゲーム機として現役)
チャンネルは別(でなければどっちのアクセスポイントに接続しているのか判別が難しい)
もちろんSSIDと暗号化キーは両アクセスポイント共同じ。
SSIDの隠蔽はしていない。
電波状況
周りにに家が少ないので1チャンネル以外は無線LANはクリーン。その1チャンネルも非常に弱い。
ただしコードレス電話等もあるので電波がクリーンかは不明。
強い方につなぐ奴
- サムスン Galaxy Tab (SC-01C)
- Brother DCP-J515N
- Intel Advanced-N 6250 AGN(acer1830z)
- さすがインテル製、動的に強い方に切り替えてくれる。
- だけと偶にそれが原因かヘンな動作することもあるが、設定で抑えることもできるので困らない。
- PSP
- NEC MEDIAS Tab UL N-08D
- 動的に強いアクセスポイントに切り替えるハンドオーバーオプション付き
- 実際に強いほうに動的に切り替える動作をしている。
弱い方に繋ぐ奴
- PS Vita(1.67)
- 別SSID同士なら強い方に繋いでくれます。なのでマルチSSIDを使って分けてしまえば強い方に繋いでくれます。
切り替えない奴
ASUS TF101
最初に設定したアクセスポイントからちっとも切り替えない。
ただし電波状況だと他方も認識はしている模様。